69と64のスペイン巡礼

やればできる!を実証。

サリアまでの道!

トリアカステーラからサリアに向うのに山ルートと道路の横の川沿いのルートがある。昨日は山を歩いたので、川沿いの穏やかなコースを選んだ。こっちのほうが楽かなと安易な考えで決めた。所が予定の21.5キロを過ぎても辿り着かない。昼の3時を過ぎて歩くのは久しぶりで、しかも暑い。結局28キロ近くを歩き、やっとサリアの町中に到着。足が棒になってフラフラの状態でアルベルゲに着き、シャワーを浴びてバルで待望のタコを食べました。噂どうり美味しかった!パエリアも今まで食べてきた中で本物の味でした。食べ物が美味いと今日の疲れが吹っ飛びます。


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ずーと下り22キロ

オ、セブレイロから次の宿泊地トリアカステーラまでずーと下り坂が続く。行けども行けどもさかを下ると言うのも、結構キツイ。靴擦れの所が大夫硬くなっても時間が立つと痛くなる。膝は大夫ましなのだがあまり無理出来ない。パートナーはスイスイ歩き、外国の人はターと追い抜いて行く。必死で歩いていると言うのが現状です。

22キロも最後の方は呆然として何も考えれず、足を1歩前に出す事で精一杯。宿泊地のアルベルゲが見えると急に元気になりバルを探してビールで乾杯。後140キロ。

1歩1歩を大切に歩こうと思います。


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最後の難関オ・セブレイロ峠

フランス人の道も残す所150キロを切った。その最後の難関の峠セブレイロを登り切った。昨日は標高650の所にいて、今日1300まで4時間位で一気に登った。空模様が暗くなり雨が降りそうで振らない、何とか頂上までもってくれた。ガリシア州に入り雰囲気も気のせいか落ち着いた景色に変わり、ここからはタコの料理が食べれるとあって今日の夕食が楽しみです。


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バルカルセ17.7キロ

ビエルドなお城のアルベルゲを7時に出発。まだ薄暗い。巡礼者が何人か歩いている。暗いと矢印を見失い、こっちだと教えて貰う。毎日歩いていると自分は何者か解らなくなる時がある。ある時はキリスト。ある時は浮浪者。ある時は足を引きずって歩く老人。3番目が正解で必死に歩いている自分がある。これだけ毎日歩いていると足がじょうぶになっても良いようなものだがまだ痛い。自転車がスーと追い抜いて行く。自転車の旅の方が楽かも!後残り200キロを切ったので修行の意味も込めて世界平和を祈りつつ、本当は自分の事で精一杯ですが、最後までブツブツいいながら歩きます。


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ビエルド22.5キロ

朝アルベルゲの近くの喫茶店にリュックを預ける予定にしていたのだが、6時から開いてるはずが開いていない。ガーン。ウロウロしていると、7時に開いた。取り敢えずリュックを預けてスタート。しばらく歩いて本当にトランスポートに連絡がいっているか不安になる。又タクシーで取りに行く事になったらどうしょう、と不安が頭をよぎる。レオンから連日歩いているので疲れが溜まってきたのか調子が悪い。パートナーは元気一杯。そのまま引きづられて22.5キロを歩きました。ビエルドのアルベルゲはお城をアルベルゲに開放している見たいで立派な建物で無事リュックも届いていてめでたしめでたしでした。


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ポンペフェラーダ

アセボのアルベルゲ、かなり綺麗。一流ホテルなみの待遇だ。それでベッドは12ユーロ、夕食は豪華な魚料理で15ユーロ、モーニング6ユーロ。満足でした。アセボから再び下りが続く。昨日よりは楽な下り坂で2時間位で山が終わり村を超えると、ポンフェラーダの町だ。町が見えてからが、なかなか辿り着かない。やっと着いたがリュックが着いてない!電話で今配達中との事で安心。3時を回ってもまだ昼飯にありつけない。今日は夕食を豪華にしてもう少し我慢です。


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イラゴ峠

今日は1530メートルあるイラゴ峠を超えなければならない。7時暗闇の中を出発。じょじょに山道になり登りが続く。2時間位で頂上にあがり見渡す限り山。高山植物が咲き登ってきて良かった。頂上付近に村がありバルでコーヒーを飲んでいると昨日会った日本の若者が現れ話しが盛り上がりました。彼は我々が2日先の町まで歩くそうで、若いのはいいなあ~と後ろ姿を見送りました。下りは石が多くて滑りそうでユックリ降り次の村で泊まれて良かったと若者の事を心配しました。


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