69と64のスペイン巡礼

やればできる!を実証。

RigaからCesis 105キロ

rigaで2日目に泊まったホテルは湖の近くの綺麗な建物でした。前日expediaのアプリで予約すると次の日には泊まれる、40年前では考えられない旅です。今日はどのルートにするかと考えていると地球の歩き方にCesisツェースイスとスイスを連想する綺麗な所だと思い決定。リーガからの幹線道路は横に自転車道が整備されていて走りやすい。自転車道が裏道に続くので大丈夫かと不安になるが舗装された綺麗な住宅を抜け、湖の横を走りこのルート正解と楽しく走り再び幹線道路へ。ここも2メートルはある自転車道がありビュンビュン車も気にせず走れていたのが突然白線の横50センチになり緊張運転が2時間続きました。色んな所で工事をしていて何年か後には

自転車道も完備してくれるのではと考えて走り続けました。
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riga観光 ちょっと一休み

今日は3日走り続けて体のあちこちが痛く特に左の肩が痛い。幹線道路を緊張の連続で腕に力が入りすぎて肩に無理をさせていたのかも?若い頃と違うのを実感!なので今日はリーガの観光巡り。地球の歩き方でリーガ大聖堂でオルガンコンサートがあると書いてるのを覚えていて、12時頃行くと今から始まるみたいで10ユーロが高いか安いかちょっと思案したが入ると聖堂内に響き渡る迫力のあるコンサートでした。庭で写真を撮っていると日本人らしき女の子。are you Japanese?はいと日本語が帰ってきた。この旅初めての日本人との出逢いです。Tさん21才。大学生の4回生で就職も決まり、ヘルシンキからウィーンまで移動と宿泊が同じで行動は自由と言うツアーで旅をしている可愛い女の子です。ツアーの中に日本人は居なくて日本語を久ぶりに喋れたとお互い喜び合いました。

お腹が空いていたのでTさんに市場まで案内してもらい肉と魚を食べて色んな話をしているとなんと彼女、私が生まれた駅の隣の駅から学校へ通っているという同郷人でした。

不思議な一期一会でした。お互い気をつけて旅しましょうね。
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saldusからriga 128キロ

saldusのホテル綺麗で朝食つき36ユーロ。

朝食を食べてスタート。タイヤの空気が減っている。昨日のガタガタ道の影響かこの旅初めての空気補充。携帯空気いれを買ってて良かった!今日は幹線道路から外れてローカル線を走る事にした。Google マップがサクサク動くので裏道を見つけて行くのだが車はほとんど通らないけど道路状態が最悪!幹線から外れた所はまだ舗装はしているが継ぎはぎだらけ。その又外れた道は舗装も無くガタガタ道。20キロをガタガタ走る。再び幹線道路に戻り白線の外側50センチをビュンビュン車を気にしながら走る事になる。80キロを過ぎると体が悲鳴をあげる。休み休み走りなんとかrigaに到着!メチャクチャ大きな街!心も体もくたびれて、レストランに入ると同じテーブルに座れと見ず知らずのカップルが言う。

ドイツ人で彼女はステフィン教師、彼はヨーク犬の調教師。二人共50歳。ベルリンから2週間バカンスで来ていると言う。解りやすい英語を話してくれるので話が盛り上がった。

心も体もくたびれていたけど元気を取り戻しました。一期一会。楽しい時間でした。


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liepajaからsaldus 102キロ

liepajaの公園のテント暮らし波の音がうるさかったけど無事寝れました。モンベルのムーンライト2型、素人の私にも簡単に設営出来ました。虫も入りにくい設計で荷物を置いてもゆったりと眠れ、モンベルのKさんの忠告を聞いて正解です。今日はRigaまでの半分のsaldusという所に目標を置いて走ります。

Aナンバーの幹線道路です。白線の外側50センチをビュンビュン車を気にしながら走ります。前回と違い車の量が減ったので走りやすいのですがダラダラ坂が続くしんどい道です。ギアチェンジの方法がわかり人差し指でちょんとやるとギアが変わる優れものです。

ラトビアリトアニアに比べると道路状態が最悪!ガタガタが続いたり工事中があったりと今日も心が折れそうです。そんな中でバス停で休んでいると車に送られて降りる青年がリュックを担いで近づいてきた。ロシアの青年でヒッチハイクをしているという。同じ旅人同士心が通じあった。一期一会。心の温まる一時でした。saldusに着きホテルを探すと36ユーロで朝食つきの綺麗な部屋に恵まれました。ラトビアは物価も安くホテルも綺麗。

バルト3国が益々好きになって来ました。今日は日曜日でレストランが休み。ファストフードでピザとフライドポテト。お姉さんに写真を撮っていいかと言うと恥ずかしそうにポーズをとる。嬉しそうに笑ってくれて有り難う!


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クライペダからliepaja 109キロ

リガまでどのルートを通るか考えていると地球の歩き方に夕陽の綺麗な街という文を発見。25キロ離れたpalangaという保養地。

近いけどゆっくり行こうと海沿いのルートに決定。昔、若い頃50ccのホンダのスーパーカブのオートバイで沖縄に行った時、夕陽を追っかけて走った事があった。青春してる!とロマンチックな青年でした。その時の気持ちが蘇り出発。道はAとかEとかつく幹線道路。横をビュンビュン車が通り過ぎ、白線の外側を走っていると50センチぐらいになり高速道路に放り投げられた状態になり道から外れようにも畑が続いていて出られない!路側帯の芝生をとぼとぼと心が折れそうな気持ちで歩いていると、反対車線に外に出る道を発見。どこへ行く道か解らないけど此処から脱出しなければ命が無いと思い反対側に行くと1メートルはある路側帯を発見!ドイツでよくある片側だけ自転車道があるパターンでした。palangaは保養地で人びとがバカンスを楽しんでいる。海に出ると風が強く曇り空。

夕陽は諦め次の街liepajaに行くことにした。

自転車道が10キロ位続いていてバカンス客が楽しそうにサイクリングをしている中を一緒に走る。さっきの折れそうな心が吹っ飛びました。再び幹線道路に戻るとこんどは向かい風。再び折れそうな心で走ってました。10時30分出発でliepajaに6時着。ホテルを探すがどこも満室!初めてのテントを張る為海のそばの公園で設営。すると夕陽が待っていてくれて感動の瞬間を味わいました。再び青春しました。10時ごろまで明るいので夕陽をずーっと見ていたけどなかなか沈まない!北に来ているのだと実感!今日の走行距離109キロ。


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リトアニア クライペダ到着

午後4時30分リトアニアのクライペダに予定時刻通り到着!船の上から見えるクライペダは海の上にちょこんと陸が一直線にどこまでも続いていて山が無い!と言うことはギアチェンジを使わなくても走れると思うと未知の国リトアニアが急に親しく思うのでした。

陸に上がるとインターネットがスムーズに動くのでビックリ!地球の歩き方スカイプを開発したのがバルト3国のひとつエストニアであるのを知るとなるほどと理解。

予約していたゲストハウスにも迷わずたどり着きおまけに綺麗なシングルルームでリトアニアが好きになりそうです。

偶然入ったレストランが地球の歩き方に載ってたメーメリスと言う古い倉庫を利用したビアレストラン。料理もビールも安く腹一杯食べビールも大ジョッキ2杯のんで20ユーロ。

この先が楽しみです。


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バルト海 フェリー航海中


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一面に広がる海原。ゆったりと静かに時が流れて行きます。19時間の船旅。回りをみると体がごつく腕の筋肉がモリモリのドラえもんジャイアンふうのたぶんトラックの運ちゃんがビールを飲みガヤガヤとくつろいでいます。日本人ののび太も負けじとビールを飲み昨日のパンの残りで夕食です。

ドイツ人の自転車旅行者が自転車を留めるのにサイドバックすべてを外して部屋に運ぼうとしている。のび太は必要な物だけ持ち込んだらいいと考えていた。島国生まれの日本人は安全が当たり前で取られる訳がないと人を疑わない幸せな人種です。鍵でも5キロはあるのではないかと思うほどの頑丈なのを持っていけと言われた。色んな人種が集まるのは

いかに自分を自分で守れるかを他人を当てにせず生きていかねばならないと思った瞬間でした。