69と64のスペイン巡礼

やればできる!を実証。

liepajaからsaldus 102キロ

liepajaの公園のテント暮らし波の音がうるさかったけど無事寝れました。モンベルのムーンライト2型、素人の私にも簡単に設営出来ました。虫も入りにくい設計で荷物を置いてもゆったりと眠れ、モンベルのKさんの忠告を聞いて正解です。今日はRigaまでの半分のsaldusという所に目標を置いて走ります。

Aナンバーの幹線道路です。白線の外側50センチをビュンビュン車を気にしながら走ります。前回と違い車の量が減ったので走りやすいのですがダラダラ坂が続くしんどい道です。ギアチェンジの方法がわかり人差し指でちょんとやるとギアが変わる優れものです。

ラトビアリトアニアに比べると道路状態が最悪!ガタガタが続いたり工事中があったりと今日も心が折れそうです。そんな中でバス停で休んでいると車に送られて降りる青年がリュックを担いで近づいてきた。ロシアの青年でヒッチハイクをしているという。同じ旅人同士心が通じあった。一期一会。心の温まる一時でした。saldusに着きホテルを探すと36ユーロで朝食つきの綺麗な部屋に恵まれました。ラトビアは物価も安くホテルも綺麗。

バルト3国が益々好きになって来ました。今日は日曜日でレストランが休み。ファストフードでピザとフライドポテト。お姉さんに写真を撮っていいかと言うと恥ずかしそうにポーズをとる。嬉しそうに笑ってくれて有り難う!


f:id:can63:20170807025002j:image


f:id:can63:20170807025040j:image


f:id:can63:20170807025105j:image


f:id:can63:20170807025132j:image


f:id:can63:20170807025200j:image


f:id:can63:20170807025221j:image

クライペダからliepaja 109キロ

リガまでどのルートを通るか考えていると地球の歩き方に夕陽の綺麗な街という文を発見。25キロ離れたpalangaという保養地。

近いけどゆっくり行こうと海沿いのルートに決定。昔、若い頃50ccのホンダのスーパーカブのオートバイで沖縄に行った時、夕陽を追っかけて走った事があった。青春してる!とロマンチックな青年でした。その時の気持ちが蘇り出発。道はAとかEとかつく幹線道路。横をビュンビュン車が通り過ぎ、白線の外側を走っていると50センチぐらいになり高速道路に放り投げられた状態になり道から外れようにも畑が続いていて出られない!路側帯の芝生をとぼとぼと心が折れそうな気持ちで歩いていると、反対車線に外に出る道を発見。どこへ行く道か解らないけど此処から脱出しなければ命が無いと思い反対側に行くと1メートルはある路側帯を発見!ドイツでよくある片側だけ自転車道があるパターンでした。palangaは保養地で人びとがバカンスを楽しんでいる。海に出ると風が強く曇り空。

夕陽は諦め次の街liepajaに行くことにした。

自転車道が10キロ位続いていてバカンス客が楽しそうにサイクリングをしている中を一緒に走る。さっきの折れそうな心が吹っ飛びました。再び幹線道路に戻るとこんどは向かい風。再び折れそうな心で走ってました。10時30分出発でliepajaに6時着。ホテルを探すがどこも満室!初めてのテントを張る為海のそばの公園で設営。すると夕陽が待っていてくれて感動の瞬間を味わいました。再び青春しました。10時ごろまで明るいので夕陽をずーっと見ていたけどなかなか沈まない!北に来ているのだと実感!今日の走行距離109キロ。


f:id:can63:20170806130635j:image


f:id:can63:20170806130703j:image


f:id:can63:20170806130732j:image


f:id:can63:20170806130804j:image


f:id:can63:20170806130827j:image


f:id:can63:20170806130902j:image

リトアニア クライペダ到着

午後4時30分リトアニアのクライペダに予定時刻通り到着!船の上から見えるクライペダは海の上にちょこんと陸が一直線にどこまでも続いていて山が無い!と言うことはギアチェンジを使わなくても走れると思うと未知の国リトアニアが急に親しく思うのでした。

陸に上がるとインターネットがスムーズに動くのでビックリ!地球の歩き方スカイプを開発したのがバルト3国のひとつエストニアであるのを知るとなるほどと理解。

予約していたゲストハウスにも迷わずたどり着きおまけに綺麗なシングルルームでリトアニアが好きになりそうです。

偶然入ったレストランが地球の歩き方に載ってたメーメリスと言う古い倉庫を利用したビアレストラン。料理もビールも安く腹一杯食べビールも大ジョッキ2杯のんで20ユーロ。

この先が楽しみです。


f:id:can63:20170805103738j:image


f:id:can63:20170805103824j:image


f:id:can63:20170805103847j:image


f:id:can63:20170805103913j:image

 

バルト海 フェリー航海中


f:id:can63:20170804180524j:image


f:id:can63:20170804180610j:image


f:id:can63:20170804180646j:image


一面に広がる海原。ゆったりと静かに時が流れて行きます。19時間の船旅。回りをみると体がごつく腕の筋肉がモリモリのドラえもんジャイアンふうのたぶんトラックの運ちゃんがビールを飲みガヤガヤとくつろいでいます。日本人ののび太も負けじとビールを飲み昨日のパンの残りで夕食です。

ドイツ人の自転車旅行者が自転車を留めるのにサイドバックすべてを外して部屋に運ぼうとしている。のび太は必要な物だけ持ち込んだらいいと考えていた。島国生まれの日本人は安全が当たり前で取られる訳がないと人を疑わない幸せな人種です。鍵でも5キロはあるのではないかと思うほどの頑丈なのを持っていけと言われた。色んな人種が集まるのは

いかに自分を自分で守れるかを他人を当てにせず生きていかねばならないと思った瞬間でした。

キールからフェリー  

フェリー乗り場を探す為、港に行くとオスロ行きのどでかい大型客船が止まっていた。ダイレクトフェリーはどこか?と聞くと対岸だと言う。対岸で聞くと4キロ先だと言う。

結局タウンからだいぶ離れた所にリトアニア行きのフェリー乗り場があった。バルト3国は未知の領域なのか?

急に空気が冷たくなってきて空が暗くなってきたのでフェリー乗り場に戻ると突然の嵐。

今日本でお馴染みの集中豪雨。こちらでは嵐が近づいて来るのが解るアプリがあり今日はそれで助かりました。いよいよ日本もヨーロッパなみになってきたのかな?嵐が過ぎると爽やかな空気が流れています。


f:id:can63:20170803235807j:image

 

リューベックからキール  90.3

あー今日はしんどかった。リューベックを出てキールに向けて郊外を走っていると、なだらかな坂道が永遠と続いているのではと思える程ダラダラと登る!考えてみればリューベックから南のドイツではギアチェンジを使った事は無く走るのに苦痛など感じずサイクリングは楽しいなどと思っていたのが遠い昔話です。おまけにGoogle マップに惑わされてウロウロ。リューベック8時に出てキールに4時に到着。90.3キロ予定よりも15キロオーバーでした。北に向かっているのに日差しが暑く

思わずビールを飲みました。おいしかった!


f:id:can63:20170803043816j:image


f:id:can63:20170803043840j:image

 

リューベック市内観光  12キロ

今日は体をいたわる為にユースホステルを予約していました。昨日の豪華シングルルームから6人部屋で男女混合。ドアを開けると女の子がくつろいでいたのでびっくり!

62才で日本から来た事を告げ安心感を与え自転車で来た事を告げると日本からと驚いていました。若い女の子は純粋ですね。

リューベックはホルステイン門が有名で塔に登ると傾いていて、ギロチンの道具があり人間考える事はどこの国も同じと納得。

明日はキールまで75キロを走るので女の子達より先に眠ります。

 
f:id:can63:20170801230046j:image


f:id:can63:20170801230113j:image


f:id:can63:20170801230139j:image


f:id:can63:20170801230203j:image