ヒーウマ島からフェリーRohukulaへそしていよいよタリンの近くまで!
夜中にテントから出ると、雲の間から大きな星とお月様を見た。この国にも夜があったんだとバルトへ来て初めての闇夜を体験した。
今は毎日が明るくて気温も5月位の過ごしやすい季節を旅しているが、冬は一日中暗く寒さも厳しいのが、人々がマキを山のように積み上げて冬の準備をしている姿を見ると想像出来る。タリンからストックホルムへ行く事を決めた時、次は冬のバルトを見てみたいと考え、たぶん自転車では無理だと思うのでバスか車かなどと妄想の中を眠りについた。
森の中を走っているとタイヤが地面と擦れ合う音が聞こえ、鳥が羽ばたく音、風の音、色んな音が静けさの中を楽しませてくれる。
今日でバルトを走るのが最後と思うと残り105キロが愛しく思うのだが現実は遠い道のりでした。