クライペダからliepaja 109キロ
リガまでどのルートを通るか考えていると地球の歩き方に夕陽の綺麗な街という文を発見。25キロ離れたpalangaという保養地。
近いけどゆっくり行こうと海沿いのルートに決定。昔、若い頃50ccのホンダのスーパーカブのオートバイで沖縄に行った時、夕陽を追っかけて走った事があった。青春してる!とロマンチックな青年でした。その時の気持ちが蘇り出発。道はAとかEとかつく幹線道路。横をビュンビュン車が通り過ぎ、白線の外側を走っていると50センチぐらいになり高速道路に放り投げられた状態になり道から外れようにも畑が続いていて出られない!路側帯の芝生をとぼとぼと心が折れそうな気持ちで歩いていると、反対車線に外に出る道を発見。どこへ行く道か解らないけど此処から脱出しなければ命が無いと思い反対側に行くと1メートルはある路側帯を発見!ドイツでよくある片側だけ自転車道があるパターンでした。palangaは保養地で人びとがバカンスを楽しんでいる。海に出ると風が強く曇り空。
夕陽は諦め次の街liepajaに行くことにした。
自転車道が10キロ位続いていてバカンス客が楽しそうにサイクリングをしている中を一緒に走る。さっきの折れそうな心が吹っ飛びました。再び幹線道路に戻るとこんどは向かい風。再び折れそうな心で走ってました。10時30分出発でliepajaに6時着。ホテルを探すがどこも満室!初めてのテントを張る為海のそばの公園で設営。すると夕陽が待っていてくれて感動の瞬間を味わいました。再び青春しました。10時ごろまで明るいので夕陽をずーっと見ていたけどなかなか沈まない!北に来ているのだと実感!今日の走行距離109キロ。